2020年の流行語大賞に選ばれた「3密」。
「3密」の知名度を上げたとして受賞者に選ばれた東京都の小池都知事は、新型コロナウィルス対策として「3密」の他に「5つの小(こ)」というものも提案している。
ではこの「3密」、「5つの小(こ)」とはどういうものか、ここで一度おさらいしておこうと思う。
「3密」
集団感染防止のために避けるべき3つの密。①密閉 ②密集 ③密接。
官邸が最初に提案し、小池都知事の「密です」発言により知名度が上がった言葉。
①密閉・・・換気が十分に出来ない場所のことを指す。
換気が不十分だと空気中のウィルスの濃度が高くなり感染のリスクが高まる。
②密集・・・多くの人が集まることを指す。
多数の人への飛沫感染のリスクが高まる。
③密接・・・近距離で会話、発言などをすることを指す。
これも飛沫感染のリスクが高まる。
「5つの小(こ)」
これは「3密」比べると知らない人も多いかもしれません。
小池都知事がコロナ対策として密になりやすい会食は、①少小人数 ②小一時間 ③小声 ④小皿 ⑤小まめ の「5つの小(こ)」を心がけるよう呼び掛けている。
①小人数 ・・・会食は大人数で集まらずに小人数で。
②小一時間 ・・・注意力が低下しないよう、短い時間に設定する
③小声 ・・・会話は小声で。大声は出さない。
④小皿 ・・・料理は小皿に取り分ける。箸の共有、回し飲みはしない。
⑤小まめ ・・・換気、手洗いを小まめに行う。
この「5つの小(こ)」に加えて、医療従事者への「こころづかい」も呼び掛けている。
新型コロナウィルスが現れてから1年以上たった今、「コロナ慣れ」して気が緩みがちになってはいないでしょうか。
今一度気を引き締めてこういった感染対策の基本を実践し、感染拡大の防止に努めていきたいですね。