スペインなど南ヨーロッパでは、「シエスタ」という習慣が一般的にあります。
シエスタとは、昼食後の13時から16時頃に、2~3時間昼寝をすることです。
日本にはシエスタという習慣はありませんが、日本でも会社や学校で昼寝を導入したところ、仕事や勉強の成果が上がると注目されています。
今回は昼寝を取り入れるべき3つのメリットを紹介します。
1 気分転換やストレス解消になる
仕事や勉強を集中していると、脳を酷使している状態になります。
昼寝をすることで、午前中に酷使した脳を休めることができ、スッキリとした状態で午後を迎えることができます。
また仕事や勉強はストレスが溜まるものですが、数十分でも昼寝をすることで、脳を一度シャットダウンする事ができます。
その結果午後からもすっきりとした気持ちで、仕事や勉強をすることができます。
2 交通事故や業務上の事故を防止できる
学生の方なら、授業中眠いのを我慢してノートをとっていると、みみずの這った様な文字になってしまったこともあるのではないかと思います。
また仕事であれば眠たくてウトウトしているとミスをしやすくなります。
車を使う仕事なら居眠り運転に繋がり、取り返しのつかない事になることもあります。
午後の眠たい時間に昼寝をすることで、その後すっきりした状態で仕事をする事ができ、事故やミスを防ぐことができるのです。
3 昼寝後の能率や成果を上げることができる
昼食後は胃袋で食べ物を消化するために内蔵がフル活動します。
内臓が働いている時は、交感神経よりも副交感神経が優位になり、これによって眠気に襲われます。
また血液中のブドウ糖の量が増え、急激に血糖値が上昇することで、インスリンが分泌されその結果眠くなります。
どうやっても眠くなる昼食後の時間に睡眠を取ることで、脳をリセットし昼食後の仕事や勉強の能率を向上させることができます。