夢の中で出会って、その後二度と出会わない人たちは一体何者なのだろうか。
一体何の話だと思われたかもしれないが、そのことについて真剣に考えてみた。
皆さんは、実際に起った事か区別ができないほどリアルすぎる夢を見たことはないだろうか。
そして、たいていリアルすぎる夢に出てくる登場人物もリアルすぎる人々なのだ。
そして最近、そんな夢を見る頻度が非常に多い。
夢というものは自分の脳みそが作り上げているのだろうが、
年齢、風貌、性格、よくもまあそんなに登場人物のパターンを思いつけるものだと我ながら感心してしまう。
最近?
そういえば最近はコロナとかステイホームとかでめっきり、はじめましての人と出会うことがなくなってしまった。
実はこれに似た経験を以前たくさんしたのが、ちょうど結婚した直後だ。
その時も様々な女性と夢の中でリアルすぎるデートをした。
リアルすぎるデートの行き先、リアルすぎる会話、リアルすぎる喧嘩。
そしてもちろん登場する女性たちも、いかにも自分が付き合いそうなリアルすぎる女性たちなのだ。
パラレルワールドという物が実は存在しているらしい。
ウィキペディアによると、『パラレルワールド』とは、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界を指す。というものだ。
ここまで書けば勘の良い方ならわかるかもしれないが、夢の中のリアルすぎる出来事、もとい、リアルすぎる人々は、もしかしたら本当は出会う予定だった人々だったのかもしれない。
コロナの状況でここ最近やおそらく今後も、しばらくずっと家にこもっている状態、
先に上げた例なら、結婚することによって新しい女性とはデートをしない事が確定した状態。
それによって、出会う予定だった人々が夢の中で消化されているのではないのだろうか。
まるで火が灯っているろうそくに息を吹きかけ、その煙が真上に登りそのまま消えていくように…
もしあなたも夢の中で、少し根暗ぽいけど、イケメン風で爽やかな30代過ぎの男性とリアルすぎる会話をしたら、
目が覚めてしばらくの少しの間だけでも思いを馳せてあげてほしい。
それは僕なのかもしれないから。
【問1】 筆者がこの文章を書くきっかけとなった心理状況を予想して書きなさい。(100点)
↓
↓
↓
↓
【答1】 とっとと他人の目を気にせずに、好き勝手出歩ける世の中になってくれ。