「いじめ」によって自ら命を経つ痛ましい事件。
残念ながら今も昔もよく起きています。
もし我が子がそんないじめにあってしまったら…
想像するだけで胸が痛みますね。
そもそも『いじめ』の定義はご存知でしょうか?
文部科学省によると「1 自分より弱いものに対して一方的に、2 身体的・心理的な攻撃を加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わないこととする」としています。
今回は、卑劣な「いじめ」から子どもを守る3つのポイントをまとめてみました。
1 普段から子どもとコミュニケーションを密に取る
日頃から我が子とコミュニケーションをとっていますか?
普段から密に会話をすることで、もし我が子がいじめにあったとしても『子どもの様子がいつもと違う』と早期発見しやすくなります。
また、いじめに気がついたあとも重要です。
子どもからいじめにあっていると聞くと、きっと親も動揺してしまうでしょう。
しかし、まずは一旦落ち着いて子どもの話をじっくり聞きましょう。
その時は一方的に質問責めにしてしまうのではなく、子どもの心に寄り添いながらコミュニケーションを取るように心がけましょう。
2 学校に行くことよりも、子どもの命を最優先に考える
もし子どもから「学校に行きたくない。」と言われたら。
最初はびっくりするかもしれません。
ただ、頭ごなしに学校に行くことを強要することは絶対に避けるべきです。
まずはなぜ学校に行きたくないといっているのか、子どもの話をよく聞いてあげてください。
もしそれが「いじめ」によるものの場合だったら慎重な判断が必要です。
言うまでもないですが、命の危険を晒してまで学校に行くことはありません。
3 いじめが解決しても、安心しすぎず子どもを見守り続ける
クラスにいじめが存在している事を学校に相談し、いじめが解決したように見えても安心しすぎてはいけません。
いじめがより陰湿になり、見えにくくなっただけかもしれません。
引き続き子どもと日頃から密にコミュニケーションを取るようにしましょう。
子どもからのSOSを見逃さないように…