「あの人は地頭が良い」
よく聞く褒め言葉ですが、そもそも「地頭」とは何でしょうか?
「地頭」とは、「その人本来の頭のよさ」を意味する言葉です。
ただただ知識をたくさん持っている。という事ではなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などが高いという意味で用いられます。
できれば「地頭が良い」という風に言われてみたいものですね。
今回は地頭が良い人の特徴を5つまとめてみました。
1 理解力が優れている
「理解力」とは言葉そのまま、相手の言っていることを理解する能力である。
コミュニケーションに欠かせない能力の一つでもあります。
理解力が高いと、新しい情報もすぐに内容を理解でき、簡単にアウトプットもできます。
1を聞いて10を知ることができる人のことですね。
2 洞察力に優れている
洞察力とは「物事の本質を見抜く力」のことです。
仕事にはトラブルがつきものですが、この能力が高いと、状況を瞬時に判断し、的確な行動を取ることができます。
また営業職であれば、商談相手のニーズに気づくことができ、商談を有利に進めたりすることができます。
洞察力の高い人の特徴として、他人の話をそのまま鵜呑みに信じる事はありません。
必ず自分の頭と目で確かめてから判断します。
洞察力の高い人は、物事を表面だけで判断することはなく、物事の本質を見抜くことができるのです。
3 論理的に考える事ができる
論理的に考えられるという事を言い換えると、きちんと筋道立てて考える事ができるということです。
仕事では、論理的に考える力が必須です。
論理的思考能力が高い人は、プレゼンや商談で、筋道を立ててわかりやすく相手に説明することができます。
地頭が良い人の話は起承転結がハッキリしており、過不足なくストレスなく聞くことができます。
4. 臨機応変な対応ができる
臨機応変な対応ができる人は、何かトラブルやクレームが起きた場合、目先ことに拘らず問題解決に図ることができます。
「今、何を優先するべきなのか」物事の優先順位をつけることを常に頭に入れています。
臨機応変な対応ができる人は、苦しい状況に追い込まれても、無駄に悲観することがなく出来ることから一つずつ問題解決にあたります。
5 相手に合わせて話し方を変えられる
地頭の良い人は、相手の特徴や性格を考慮し、言葉や表現を変えて話をします。
逆の性質の人は、説明する事柄に詳しくない人を相手に専門用語などを乱発し、相手もますます混乱させます。
発言する時は相手の立場に立って発言したいものですね。